ある日、中国神話の本を読んでおりましたのよ、『荘子』という古代書物からの引用がありました、どこをどう突こうとがちこちのシチュエーションのはずでした(;^^)。
斉恒公(斉は国名。)と呼ばれる一国の君主さまが、自分の宰相の管仲を連れ出して御者をさせ馬車で遠出をしておりました。
そんで恒公さまは蛇の頭がふたつある異形を見てしまうんですけれど。
なぜか管仲の手を撫でて、今なんか見なかったか、と尋ねたっつーんですよぉぉ、他のトコだと当然縋りついたとか手を取ったとかになってて(上記の本は翻訳者が女性でしたぁ(笑)。)、原文ーっ、と喚いたら構成忘れましたけどやはり撫の字。
あとで化け物見たって寝込むわりにはやたら余裕じゃないかーっ。
だいたいなんでわざわざふたりきりになるのよ(^^;)、国主と宰相が揃ってふらふら遠出なんてどう考えても危なっかしいぞっ、なんかあったら国が傾くくらいで済まんだろう。
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問題はぁ、このふたりが仲良かろうがなんだろうが全然麗しくないってことですかねぇ、ビジュアルじゃなくてなんていうのか精神的にも(;^^)。
管仲さんには他に無二の親友ってやつがいますし、しょっちゅう捕まっちゃあ彼に恒公さん叱られてるし、ころころ転がされていなされてるし。
つーかそう扱われてても果敢にセクハラに挑むってのは楽しいかな〜♪。
(でも管仲のコト、父親呼ばわりすることもありましたり。) |